Archive for 12月, 2006
高校生クイズ2006採点表[ボーナス編4]
大掃除そっちのけ。高校生クイズ2006採点表も終盤に近づいてきました。
ここでお知らせです。年内に終わると思っていた高校生クイズ採点表、「その他ボーナス」の存在をすっかり忘れていました。
どうやら年内終了は無理。
残りのシークレットボーナスは来年に持ち越します。orz
それでは高校生クイズ採点表、今回は「UQ18さん好みのボーナス(笑)」と「その他ボーナス」です。
■ボーナスポイント
○UQ18さん好みのボーナス
・昔の高校生クイズの匂いを感じる 3p → 1p
・高校生を驚かせるための工夫をしている(全国大会) 3p
・高校生の表情をしっかり撮っている 3p
・スタッフの準備が大変そうなクイズがある 3p
・ハラハラドキドキの展開 5p
・画面から「第26回高校生クイズ」のテロップが時々消える 2p → 0p
・私に「これはやられた!」と思わせる場面がある 5p → 6p
・製作にテレビマンユニオンが関わる 10p・クイズラくんの露出度が高い 5p
「昔の高校生クイズの匂い」
昔の高校生クイズの匂いとはちょっと違うかもしれないけど、
島特別大会にその面影を感じました。
壱岐高校の生徒会長さんと礼文高校の取材は良かった。
「高校生を驚かせるための工夫」
敗者復活戦の告知、「どんでん返し」の復活など、高校生を驚かせる工夫が見られました。
高校生にどんでん返しをするのは、少々可哀想ですけどね。
「表情をしっかり撮る」
1回戦で敗れたチームの表情であったり、敗者復活で二川さんが見せる涙、水上駅で敗者復活告知後の様子、準決勝の鶯谷高校・札幌旭丘の涙、そして決勝戦での浦和高校の喜び、ラサール、川越高校の涙と、どの高校生の「涙」もよく捉えられていました。
今年のカメラマンさんグッジョブですよ^^
「ハラハラドキドキの展開」
準決勝のデッドラインクイズは手に汗握る展開でした。
川越対札幌旭丘のわずか数cm、デッドラインギリギリの攻防は今年の名場面の一つ。
来年の採点表に[・デッドラインクイズがある]ボーナスを付け加えるかも。
「第26回高校生クイズのテロップが消える」
画面右上に表示されていた「第26回高校生クイズ」の文字。
番組では時々消えていたのですが、僕が意図している消し方ではなかったのでポイントを無効にします。
-ここから寄り道-
視聴率の戦士(伊藤愛子:著)「¥マネーの虎」プロデューサー栗原甚さんのコメントに、テロップに触れている記述があります。
それによると、しゃべっていることを全部字幕で入れると、2%ほど視聴率が上がるのだそうです。
その訳は、チャンネルを変えている最中に字幕(テロップ)が出ると、チャンネルを止める可能性が高くなるからだそうで、ここ数年テロップを出す番組が増えたのはそのためだとか。
我々は視聴率の為に必要のないテロップを見せられているなんて・・・。
栗原さんのエラい所は、「¥マネーの虎」でテロップを使わなかった事。
「マネーの虎では、しゃべっている人の表情を観てもらいたい」
「画面から伝わってくる真剣さや臨場感を味わってほしい。」
と本の中でおっしゃっています。これには感銘を受けました。
さすが「分かっている」ディレクターさんですね。
-寄り道終わり-
高校生クイズの話に戻ります。
「第26回高校生クイズ」のテロップですが、消えている場面はありました。
しかし、カメラが高校生の泣きの表情を撮っているときにテロップは残されたまま。それどころか一回戦の敗者復活で、画面左上にも「3人一致で敗者復活」のテロップが表示されています。あの場面ではテロップを消すべきだと思いますね。
映像は良かっただけに「分かっている」編集をして欲しかったなと思います。
「これはやられた!と思った場面」
「もしも優勝できたら一体誰のおかげ?」で"チームのみんな"と書いた二川さん。
まさか敗者復活ごときで目頭が熱くなるとは思いもしませんでした。ありがとう二川さん。
準決勝で見られた敗退チームの涙も良かったので、1ポイントおまけ。
「製作にテレビマンユニオン」
第30回記念大会にぜひ、テレビマンユニオン製作でお願いします。
当採点表が続いていたら、高得点が続出しそうでワクワク。
○その他ボーナス
・その他ボーナスポイント 1p~無制限
・その他マイナスポイント -1p~マイナス無制限
・じゃがいも運びクイズの装置が改良されていた 2p
北海道大会名物、「爆走!じゃがいも豊作クイズ!!」の装置が工夫されていました。
2005年では、じゃがいもを手前のカゴに入れたあと、カゴを自分で持ち上げてじゃがいもを転がす必要がありました。
2006年では、手押し車を前に倒すことで、直接じゃがいもを転がせるようになっていました。(画像を掲載できないので分かりづらいのですが・・・)
こういった改良はGood。
・1回戦での「がんばれー」 2p
50音バトルクイズでの一コマ。
少ない阻止チームに向けて「がんばれー」の声が掛かっていました。
女子チームから応援されると男子は燃えますね。
・長崎西の渋い回答 1p
「方丈記」冒頭の一節を答えた長崎西。渋いです。
ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず
ベベベベベン!(阻止チームのランプが点灯する音)
・敗者復活戦後の記念撮影 1p
オリラジとの握手、記念撮影は思い出になりますね。
・浦和高校の「レオナルド・ダ・ヴィンチ」 1p
ラフティングクイズ最後の連想問題の一コマ。
「左・・・左利き?」「左だ!そうだ!!」
ひらめく瞬間は見てる側も気持ちがいい。
そういえば、ラ・サール、鶯谷、札幌旭丘と、準決勝に進んだチームは最終問題に正解してますね。配点高かったのでしょうか?
・結果発表での「裏切り」(どんでん返し) 2p
高校生クイズ名物?のどんでん返し。久々にやってくれました。
・敗者復活を知らせる公衆電話 2p
水上駅待合室の公衆電話がプルルルル。
このアイデアは面白いですね。
高校生は公衆電話に電話を掛けられるなんて知らなかったかも。
負けた悔しさから喜びに変わる画も良かったなぁ~。
・「このあと あるサプライズが!」 -1p
同じく敗者復活を知らせるシーンで、「サプライズが!」のテロップが表示されていました。
前に指摘したのだけど、この場面では公衆電話の音をテロップとナレーションで説明する必要は無かったと思います。
・ホテルのドアを蹴ったオリラジ -1p
蹴っちゃいけません。(それだけかい)
・準決勝前の各チーム紹介 2p
鶯谷高校・富田君のお母さんの話や、川越高校の寄せ書きTシャツの話が良かったですね。
・鶯谷高校の敗退シーン 3p
「僕が足手まといになった」と言った富田君に対し、「頑張ってくれたやんか、今までな」と肩を抱く大橋君。友情を感じさせるシーンですね。
分かっていても、じわり涙がでてくるなぁ・・・。
・富田君のタオル 3p
鶯谷高校のシャトルに残された冨田君のタオル。
それを船橋高の五十嵐君が拾った事からストーリーが始まった。
鶯谷・船橋の想いを乗せたタオルは浦和高校へ渡り、浦和は見事決勝進出!
もし鶯谷高校が先に敗退しなければ・・・。
鶯谷と船橋高校が隣同士でなかったら・・・。
偶然が生んだストーリーに拍手。
あああっ!!日付が変わって大晦日に・・・。
果たして、行く年来る年の前に採点表は終わるのか?
その他ボーナスその2へ続く。
(シークレットボーナスは来年なんだけど、無理に引っ張ってみたりして。)
木曜スペシャルが来る?
NEWS23のCM大賞を見逃した・・・。
この時期になると見逃した事に気付くんだよなぁ・・・orz
さて、ヤフーのTOPと某掲示板に出ていたのですが、「伊東家の食卓」と「サルヂエ」が来春に終了するのだそうで。
スポニチリンク
「伊東家…」「サルヂエ」来春終了へ
その中でも注目すべき所は、
>木曜の午後7時~9時で新たにバラエティー枠を編成する
という興味深い一文です。もしかすると木曜スペシャルの復活では?と期待してしまいます。
ウルトラクイズが復活しない理由の一つに「放送枠が無い」というのが挙げられると思います。
なので、この2時間枠の復活は喜ばしい事ですね。
(ウルトラ復活と結びつけるにはまだ早いのだけど)
あー早く来い来い木曜日!!が聞きたい。
上記の記事では「バラエティー枠」と言ってますが、木曜スペシャルの様なジャンルの枠に捉われない編成をして欲しいですね。
バラエティーだけでなくドキュメンタリーもやって欲しい。
ドキュメンタリーと言えば、NNNドキュメントは素晴らしい番組なのに日曜の深夜に放送しているのが勿体無い。翌日に学校・会社があるのに誰が見るんだ。
ドキュメンタリーは視聴率が見込めないのだろうけど、その辺が日テレの視聴率主義を表していると思う。
バラエティーばっかり作るからテレビから離れる大人が増えている事を分かって欲しい。
とと・・・話が脱線しましたが、2時間枠にいろんな番組を放送してもらいたいですね。
製作者のチャレンジ枠みたいな扱いにしたら神。
ヒットしたら番組改変期の特番などの昇格も見込めますし。
スタジオ収録・タレントさんのトーク頼みの番組はもう十分でしょう。
いろんな意味で2時間枠の今後に注目です。
感動・・・キンスマ・新庄剛志
今日の中居正広のキンスマは新庄剛志特集。
難病少女の話に目頭が熱くなりました。
番組では新庄選手の生い立ちから、日本ハムでの日本一まで放送。サクセスストーリーの話は興味深かったし、珍行動の数々にも爆笑。
契約金の2000万を外車につぎ込むあたりは新庄選手らしいなと^^;
難病少女の話は素直に感動しました。
お兄さんの影響で新庄選手ファンとなった少女。
しかし兄は若くして他界してしまう。
少女は幼い頃に難病を宣告されていたのですが、兄が亡くなった後に病気が発病する不運に見舞われてしまいます。(それも兄と同じ病気で・・・)
そんな中、新庄選手が少女の病室へ訪れます。
少女のお父さんが電話を掛けまくり、新庄選手の古くからの友人に連絡が取れたのです。
新庄選手は少女に向けて、「絶対ホームランを打つ」と予告。
そして、新庄選手は次の試合でホームランを打ちます。
新庄選手に連絡が取れたのも奇跡だけど、本当にホームランを打ってくれるのが凄いですね。
野球の神様はいいシナリオライターだなぁ・・・。
少女は新庄選手に会った一週間後、渡米を果たしますがその一ヶ月後に他界。
少女の死を聞いた新庄選手は、少女から貰ったお守りを手に日本一を誓います。
もうこの辺でテレビがよく見えません・・・。
少女の死から2年後、ご存知の通り日本ハムは日本シリーズで中日を破り日本一。
引退を宣言していた新庄選手の最後の打席は、フルスイングで三振。初打席がホームランで最後は三振。これまた新庄選手らしいですね。
番組が終わる頃にはもう新庄ファン。同じ人多いだろうなぁ。
少女の話からは、今、自分が生きているだけでもありがたい事なんだなと思いました。
笑って、泣いて、喜べる事だけで素晴らしいのだと。
うん、TBSグッジョブ。
M-1 2006
今年のM-1グランプリはチュートリアルが優勝。
最終決戦の「チリンチリン」ネタは面白く、満場一致パーフェクト。
お客さんも一番沸いてたのでこの結果も納得ですね。
それにしても出場メンバーを見ると、アマチュアの変ホ長調以外はぜーんぶ吉本。
吉本が関わっている番組とはいえ、他の面子も見たかったかも。
変ホ長調はジワジワきたなぁー・・・。
[追記]
麒麟のボクシングネタで「ロッキーのテーマ」を聞いて、
メイナード・ファーガソンを思い出したのは私だけ?
(1人しんみり・・・)
高校生クイズ2006採点表[ボーナス編3]
前回の採点表を書いてからというものの、度々こんな場面を妄想してしまいます。
もし「あなたと日テレ」に高校生クイズ2003のスタッフが出演し、
こんなコメントを残したとしたら・・・。
高クイ2003スタッフコメント(妄想)
『全国5会場から勝ち上がった高校生が汗と涙の戦いを・・・』
『メインパーソナリティに爆笑問題を起用したことで、お茶の間で楽しめる高校生クイズに・・・』
汗と涙?
生ぬるいゲーム感覚のクイズで視聴者が感動するのか?
お茶の間で楽しめる?
それだけでいいのか?
あのバラエティ化した内容じゃ「アハハ」と笑うだけで終わってしまう。
年1回しか無いんだから、視聴者の心に残る番組を作らなきゃダメだ。
放送から10年経っても忘れられない番組を作らなきゃダメだ。
今でも第10回(1990)の江頭さんを覚えてる人がいるんだぞ!!
全国5会場?
第1回でさえ沖縄の八重山商工は参加していた。
第2回や5回でもわざわざ参加したチームがあったと聞く。
だが23回は台風のせいで参加する前に全滅だ!!
(会場が遠くて断念した高校生は他にもいるだろう!!)
爆笑問題!?
プチ
ふざけるなああああぁぁ!!!
もやっとボールをダンボール箱ごと投げ。
ああもう暴言どころじゃありません。
とまぁ、こんな妄想をしてました。
妄想で八つ当たりしても仕方ないんですけどね・・・。
クリスマスなのに何だか腹が立ってきますよorz
そろそろ採点表に移ります。
今回は番組内容・クイズとその他ボーナスです。
■ボーナスポイント
クイズ
・「○」「×」を「YES」「NO」に 3p
・斬新なクイズがある 3p
・参加してみたいクイズがある 3p → 2p
・サスペンスクイズ(推理クイズ)がある 4p
・3人揃えば勝ち抜け形式の「3人バラバラ」がある 4p
・(海外へ行った場合)海外ならではのクイズがある 4p
・リレークイズがある 2p
(ラルフの実況が下手なら 0p)
・あきらかに女性有利のクイズ -2p
・強豪チームを落とす為のクイズ -3p
・クイズ要素の無いクイズ -4p
例:クッキングクイズ(単なる料理・・・)
・スタッフが裏で調整しそうなクイズ -5p
・得点経過や得点結果がよく分からないクイズ -5p → -1p
「斬新なクイズ」
小型ボートに乗りながらクイズをするというランディングクイズ。
乗り物で移動しながらクイズっていうのはたまにありますけど、
荒波にもまれるボートに乗りながらというのは新しいですね。
第5CPの大声判定機の使い方も工夫されてるなと。
はーんしゃきょー!!・・・戻れないのか?
「参加してみたいクイズ」
1回戦の50音バトルクイズをやってみたいと思いました。
一度、強豪チームを阻止してみたい(笑)
「得点経過や得点結果が分からない」
ランディングクイズ。
各チェックポイントの配点と、最終問題の得点が分からなかったですね。
でも無理に得点を表示しなくてもいいと思いますので、ここは-1のみ。
○その他
・クイズに使う小道具に凝っている 2p
・背景の映えるロケ地に行く(全国大会) 3p → 2p
・創意工夫が見られる 5p
・○×クイズで昔のBGMを実際に使用する 5p
・スタジオロケがある(全国大会) -1p
(クイズ形式上、やむを得ない場合は減点なし)
・あっさり敗者復活戦を告知 -3p
・負けた高校生から自然と「敗者復活!」コールが沸き起こる 2p
・面白い敗者復活戦 3p
・富士山で決勝 3p
・汐留で決勝 -3p
(日テレ本社ビルの屋上なら減点なし)
・決勝戦で家族や友人を呼び寄せる 2p
・決勝の問題文表示を無くす 2p
・ドキュメンタリータッチな場面がある 5p
・バラエティ化が目立つ -10p
・ラルフの「POWER!」 (1回で)1p ⇒ 7p
⇒本放送が対象。地方予選で7回出ました。
・放送日までに番宣CMを見る 2p
・平均視聴率・・・13.6%
20%以上 +5p
19~15% +3p
11.3%(2004年)以下 -3p
9.7%(2005年)以下 -6p
「クイズに使う小道具」
関西予選のたこやきセットが凝ってるなと思いましたね。
たこ焼きの裏側にソースが塗ってあったのが細かい。
あのたこやきセット、たこやきを12個裏返して、早押しマークが立ち上がるというメカニズムがどうなっているのか知りたいです(笑)
「背景の映えるロケ地」
群馬県みなかみ町の利根川に一票。
自然が残る町っていいですね。
「創意工夫が見られる」
工夫の見られたクイズ形式も然ることながら、敗者復活を伝えるオリラジの登場シーン(日テレのオーロラビジョン、水上駅の公衆電話)にも工夫が見られました。
来年も高校生を驚かせる仕掛けに期待したいです。
「スタジオロケ」
一回戦(50音バトルクイズ)と準決勝(デッドラインクイズ)はスタジオロケ。
一応、外でも出来そうなクイズなので減点にします。
でもあのクイズ、外でやる必要はないですね。
「決勝戦で家族を呼び寄せる」
決勝戦にラサール高・木原君のご両親が駆けつけていましたね。
お父さんの「泣くな。胸張って帰るぞ」は好きなシーンだなぁ。
「決勝の問題文表示」
去年に続き、今年も決勝の問題文表示は無し。OKOK
「ラルフのPOWER!」
おまけポイントのコーナー(笑)
本放送で出たのは以下のフレーズです。
・地方予選
川越高校勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
ラサール勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
浦和高校勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
旭川東勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
札幌旭丘勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
鳥取西勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
三池高校勝ち抜け「チャンピオンパワー!」
あららチャンピオンパワーだけ・・・。
福沢さんの時には「レディファイヤー!」があったので、
それに代わるフレーズが欲しいところですね。
「レディパワー!」だとイマイチかもしれないけど。
「番宣CM」
『&(アーンド)高校生クイズも、日テレー!!』
5秒程のCMでしたが、結構頻繁に見かけました。
「平均視聴率」
13.6%で前年より上昇しました。
採点表のポイントはゼロですが、番組の質が上がって、それに釣られて視聴率が上がったのは喜ばしい事ですね。
来年も打ち切られない程度の視聴率でいいので、質の高い番組作りを心がけて欲しいなと思います。
さあ採点表も佳境に入ってきました。
残るは「私好みのボーナス」と謎を秘めた「シークレットボーナス」が待っています。
次回は12/30!!