第4CPコアタイムとは?

アメリカ横断ウルトラクイズと昔の高校生クイズが好きな管理人が気ままに書き綴るブログです。
Answer×Answer Live!は糸目君、QMAはラスク使い。
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2014年11月にOCN(ブログ人)から移転しました。

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Archive for the ‘クイズ番組’ Category

第2回クイズ神開催決定!

ちょっと前の情報ですけど

第2回【THEクイズ神】放送決定!

今回も松尾さんと長戸さんは出場されるのでしょうか?
そしてAn×Anとのタイアップは?

予選応募締切は11/18(日)だそうです。


THEクイズ神の感想

昨夜のクイズ神、面白かったです。
応援していたウルトラクイズ組のうち、第13回ウルトラクイズ優勝の長戸さんがベスト4に進出。
23年間クイズ番組に出場していなかったそうですが、セブンワンダーズでクイズ制作しているだけあって、今もクイズに強いんだな~と驚きました。

後、ホールドオン!の為季さんが1回戦をトップタイで通過、さらにh決勝に進出されていて、本当に実力のある方だと改めて思いました。(WQCでもベスト4に進出されてましたね)
2回戦では、同じくホールドオン!の最多勝利チャンピオン・松田さんを指名。
「ホールドオン同士の対決」として見所を作ってくれました(ナイスな指名!)
為季さんが松田さんを指名した時、為季さんがツイッターでつぶやいた「NHKでやれ」には思わず笑ってしまった^^;

決勝の早押しクイズでは、お手付きで自滅した形になってしまったけど、
一時は同点にまで追いつく展開。
優勝まであと一歩でしたが錚々たるメンバーの中での準優勝は立派です。
(おつかれさまでした。)

優勝したのは、東日本予選から勝ち上がってきた「無冠の帝王」こと渡辺匠さん。
一般の草クイズ大会で優勝されていたのに対し、クイズ番組の優勝歴は無かったそうですが、今回はクイズ番組で初の優勝。本当に実力のある方が優勝し、日の目を見る事ができたのは良かったと思います。
(長戸さんや為季さんを破っての優勝は素晴らしいです。)

クイズ形式については、1回戦は高校生クイズ全国大会を思わせるような書き問題でしたけど、問題が学問に偏ったものではなく、答えを知ると面白い、良い問題が多かったです。
「公文式を創立した公文さんのフルネーム」→公文公(くもんとおる)さん など。

2回戦は1対1で対決する書き問題。
先にも書いたけど、為季さんが松田さんを指名するといった、対戦の組み合わせの面白さを感じました。(西日本1位予選×東日本予選1位の対戦もありましたね。)

準決勝の多答クイズは、後ろの大時計セットと30秒で「ポ~ン」と鐘がなる演出が好き。(クイズ番組には大仕掛けのセットを!)
難問や思い出しづらい問題を最後まで正解していくあたりは普通に見てて凄いなと。
(僕なんて「ドラゴンクエスト」のサブタイトルを全て答えなさい。すら今では言えなくなったorz)

決勝は10問先取の早押しクイズ。
誤答すると相手に回答権が移動するシステムは、ウルトラクイズのマイナスポイントよりいいんじゃないかと思った。第13回ウルトラ決勝のようにポイント的に大差がつく事が少ないし、問題数もマイナス制よりも少なくて済むし。

他にも書きたい事があった気がするけど、とりあえずこんな感じで。
WQCの時よりテンポも良かったし、視聴率1桁は無いと思いますがどうか。
第2回クイズ神、または第2回ワールドクイズクラシックの開催に期待してます。

[追記 2012/07/02]
2chより。2桁なら次回の開催に期待!
12.3% 21:00-22:48 TBS 超人気クイズ番組統一No.1決定戦『THEクイズ神』


クイズ最強王者決定戦(仮)

WQCから半年・・・。TBSから嬉しいお知らせが。

クイズ最強王者決定戦(仮)
6月下旬から7月上旬 ゴールデンタイム(予定)

番組コンセプト
アメリカ横断ウルトラクイズ、アタック25、クイズ王決定戦、クイズ$ミリオネア、タイムショックetc…各局のクイズ番組で優勝した知識王たちが登場
し、日本一を決定するスペシャル番組!伝説の知識王と、テレビで大活躍している芸能人クイズ王者、さらには東日本・西日本の予選大会から勝ち上がった猛者
たちが競い合う!

ウルトラクイズ王クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
クイズファンはこの夏も熱くなりそうですね!


連続クイズホールド・オン!レギュラー決定!

NHKの連続クイズ ホールド・オン!がこの春復活。
なんと2012年4月からレギュラー番組に!!

http://www.nhk.or.jp/holdon/

現・チャンピオンの為季(ためすえ)さんは、どこまでチャンピオンの座を守れるのか。楽しみですね~!!
司会はキャイーンの天野ひろゆきさんかな?

気になる放送時間は、月~金・午後1時5分~1時27分。(22分番組!)
HDDの残量が心配になります。^^;


テレビマンユニオン史とウルトラクイズ(2)

前回:テレビマンユニオン史とウルトラクイズの続きです。

先日入手した「テレビマンユニオン史」。
その本にアメリカ横断ウルトラクイズを手掛けた
白井博さんのエッセイがありました。
一部抜粋させていただきながら要点を挙げていきます。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」について  白井 博

・夢と冒険!アメリカ大横断
「夢と冒険!アメリカ大横断」の体験が無ければ「ウルトラクイズ」第一回目からの成功はなかった。

アメリカの広大さを地図の上でしか認識していなかった、
一日三百マイルで撮影より移動することが仕事になってしまった。
(実際にアメリカを移動した経験がウルトラクイズで生きたんでしょうね。)

当時の技術システムでは電源を入れてから録画できる状態になるまで数分かかる(これでも当時としては早いとのこと)。その挙句、収録可能な時間は20分しかなかったとの事。
VTRが立ち上がる数分を待ってくれるドキュメンタリーの状況はない。

・アメリカ横断ウルトラクイズ
企画原案、クイズをしながら旅行し、負けたらその場から敗者を返すというアイデアは構成作家グループ、ジャパンクリエイトの発案。
前述の「夢と冒険-」の経験を踏まえてテレビマンユニオンが制作を担当することになった。
第1回は木曜スペシャル90分一本で放送するつもりだったが、日本テレビの佐藤孝吉氏が前後編で放送しようと発案。
(佐藤孝吉さんの著書「僕がテレビ屋サトーです」にもその場面があります。)

・ウルトラクイズ成功の要因
ウルトラクイズ成功の第一の要因は、旅行代理店近畿日本ツーリストにロケの運行を任せたことにある。(中略)旅行代理店のノウハウが無ければ不可能な番組であった。
技術的な部分にも触れたあと、移動可能な早押し機の発明などスタジオのクイズシステムをそのままロケで可能にしたこと、そしてウルトラクイズの成功のもっとも大きな要因は技術、美術をはじめとする集まったスタッフの一級の才能とチームワークによる。
(あれだけの番組ですから一流のスタッフとチームワークで乗り切ったのでしょうね。)

・白井さん自身
テレビマンユニオンが担当した11回のうち、第1回から第10回までを白井さんが演出。
途中からクイズの審査委員長、総合演出、プロデューサーを兼任し、全権をまかされることになる。(白井審査委員長!全権を任されていた事に驚き)

僕が演出した時代のウルトラクイズのコンセプトは「人生の機微」にふれているかどうかであった。ゲーム性やスケールばかりのアイディアにならないようにした。日常の生活の中から新しいクイズを作りたかった。

作家たちが考えてくるアイデアに気になるものがあると、白井さんが考え、熟成されクイズのアイデアになるそうで、

そうして生まれたのがどろんこクイズ、空席待ちクイズ、双子神経衰弱などである。

なんと、白井さんがドロンコクイズのアイデアに関わっていた!
放送ライブラリーの「ウルルン滞在記」公開トークショーの記事で、
ドロンコクイズに「白井さんがあまり関わってない」と書いてしまったのですが、
思いっきり関わってたんですね。(汗)

これは豆知識だなと思ったのが、
第5回から第一問を後楽園球場の外に出題。(中略)
この回からファーストカットは国内敗者担当ディレクター保坂秀司の撮ったカットに決めていた。

ウルトラクイズの冒頭。早朝の後楽園球場で挑戦者が寝ている所をウルトラクイズのスタッフがインタビューするシーンがあるのですが、あの場面は保坂さんが撮っていたのですね。
また一つ、ウルトラクイズの豆知識が追加されました。
(ちなみに保坂さんはウルルン滞在記のスタッフでもあり、
前述のウルルン滞在記公開トークショーに出演されていました。)

最終決勝地をNYからパリに変更する、ルートを2つに分ける、○と×の飛行機二台を成田から出発させるといったアイデアを自由にさせてくれたのはウルトラクイズの生みの親ともいうべき日本テレビの石川一彦氏であった。
(石川さんは木曜スペシャルのプロデューサー(と記憶しています。)「僕がテレビ屋サトーです」にも「おマメさん」として登場します。)

・井上雅子さんの存在
昭和六十三年一月十五日、一緒にプロデューサーをしていた井上雅子が他界した。彼女の英語力と人柄にどれ程助けられたことか。

・ウルトラの為に尽くした十年間
三一才から四〇才までの十年間、僕は一年中ウルトラクイズの事しか考えていなかったと言っても過言ではない。十年間僕の心・技・体はウルトラの為にあった。

ウルトラクイズは白井さんが情熱を注いで作られた番組だった。
それを知って僕は嬉しくなった。

第5回ノックスビル・敗者インタビューでの結婚式、
第7回オルバニーの松本さん、同じく第7回エンディングの福留さんのナレーション、
第10回南米ラパスの罰ゲームで「ふるさと」を歌う堀さん。
どれも人間味溢れるシーンで好きだ。
僕は、テレビマンユニオンが作るウルトラクイズが好きだ。と書いたが、
白井さんが作るウルトラクイズが好きなのかもしれない。

個人的にはテレビマンユニオンがウルトラクイズを続けていたら
2001年の911テロが起きるまでは続いていたと思う。そう信じています。
(マンネリ化やスケールの縮小傾向などの問題はあるとは思いますが。)

しかし白井さんは第10回のウルトラを最後にウルトラクイズから降りてしまった。なぜ白井さんはウルトラクイズをやめてしまったのか。

その答えが次の文章にあった。

ウルトラクイズはまだまだ続く状況にあったが、四〇代も演出を担当すると
墓名にウルトラクイズと書かれるのではないかと恐怖し第十回で降りた。

この文を読んだ時の感想を言う。
「えええええええええええ!!!!!」。
そんな理由で辞めたの!?と後ろにひっくり返った(笑)。
白井さんが辞めなければウルトラは続いていたかもしれないのに!
でも、ある意味、白井さんらしい答えかなとは思いました。

それでも僕の中で引っかかるものがありました。
それは白井さんと一緒にプロデューサーをしていた井上雅子さんの存在です。
井上さんの死が白井さんの降板に影響しているのでは・・・?

次回は「テレビマンユニオン史」を通して井上雅子さんに迫ります。
次回:テレビマンユニオン史とウルトラクイズ(3)

[追記]
この記事で「トリビア」という言葉を使ってたのですが、トリビアの泉などの「ムダ知識」という意味で


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