Archive for 11月 23rd, 2005
ウルトラクイズが復活したら
今世紀最後!史上最大アメリカ横断ウルトラクイズから、ちょうど7年が経ちました。
春頃になると「復活するかなぁ・・・」と淡い期待を抱くのですが、
なかなか復活してくれませんね。
ただ、ウルトラクイズファンの中には、
「復活して欲しくない」なんて考えを持つ方もいらっしゃる様です。
「今ウルトラクイズが復活しても、あの頃のウルトラにならない。」
その気持ちは良く分かります。
バラエティーありきで作られた高校生クイズ(2003・2004)を見ると
全盛期のウルトラから程遠く感じられます。
2005年は改善されましたが、それでも今の日テレだと
バラエティー色が強くなるのではと思います。
しかし
彼らが作ればあの頃のウルトラクイズに近づけるのではないか?
そんな希望の光が見える番組制作会社があります。
テレビマンユニオンです。
第1回~11回ウルトラクイズの製作に関わるテレビマンユニオン。
世界ふしぎ発見、世界ウルルン滞在記の製作会社でもあります。
今度のテスト・ザ・ネイションもTVU製作ですね。
ウルトラクイズは単なるクイズ番組ではなく、
その土地その土地を紹介する紀行番組であったり
挑戦者の喜怒哀楽を映すヒューマンドキュメンタリーの一面を持っていました。
特に第5回準決勝ノックスビルの敗者インタビューや
第10回ラパスの罰ゲームなどは、テレビマンユニオンらしさを強く感じます。
某匿名掲示板での情報ですが
当初、テレビマンユニオンは今世紀最後(1998年)の企画段階に関わっていた様です。
しかし、放送日時がウルルン滞在記とバッティングするため、製作から降りてしまったとの事。
もし、これが事実だとしたら非常に残念な話です。
TVU製作ならば、
一部で不評だった「一芸披露」「決勝ドロンコ」も無かったのではないか?
エンディングも、優勝商品のハウスボートが魚たちの住みかになる様子を生かし、感動的な演出になっていたのではないか?
そんな妄想が浮かんできます。
ウルトラクイズの最終週のエンディングを見ると、
福留さんの言葉に胸を打たれます。
「来年は出たいな」とか、「早く来年のウルトラが見たいな」なんて
翌年の事を考える視聴者も多かったでしょう。
ウルトラのエンディングは、来年に繋がるエンディングなのです。
特にテレビマンユニオンの回に強く感じられます。
もうウルトラは復活しないかもしれないけど、
ウルトラクイズ復活!なんて出来事が起きたら、
ぜひ、テレビマンユニオンを演出に迎えて欲しいと思います。
一ウルトラファンの願いです。
僕はウルトラクイズが見たい。
テレビマンユニオンのウルトラクイズが見たい。