Archive for the ‘クイズ番組’ Category
2018年も終わり
久しぶりのブログです。WordPressがバージョンアップし、投稿時のレイアウトが変更されていて戸惑いながらこれを書いています。
さて、2018年も残すところあと3日。ブログの更新をすっかりほったらかし、気が付けば今年初の更新となってしまいました。
クイズ界の出来事といえば、フジテレビの「クイズ 99人の壁」がレギュラー化されたことがトップニュースでしょうか。100人分の問題を予備含めて700問くらい作問されるそうでスタッフさんは大変ですね。同じ挑戦者が次の回にも出場しているのを見かけますが、問題の作成数を少しでも抑えるための工夫なのかなと思ったり。(せっかく作った問題をお蔵入りするよりは日の目を見させたほうがいいはず。)
あとはレギュラー化で登場したQAR(クイズアシスタントレフリー)の仕組みが新しいですね。普通のクイズ番組なら出題側のミスは編集でカットされるのでしょうけど、『99人の壁』は隠さず放送しているのがいいですね。チャレンジャーの物言いが通ったら逆に盛り上がりますし。
ウルトラクイズ的には、ファミ劇のウルトラ再放送、前回の再放送はいつでしたっけ?な感じで長いこと放送されてない気がします。
権利関係の放送できないハードルがあるのか、日テレが放映料の値上げでもしてしまったのか(←ほぼ妄想)。前回の第8回・第16回再放送が盛り上がりに欠けたから…という理由だったら悲しい所です。(TT)
あとウルトラクイズファンの動きでいえば、有志によるウルトラクイズ復活委員会が動き出したこと、7年ぶりにウルトラクイズハットちゃんのクイズ大会(第9回)が行われたことが挙げられます。
ウルトラクイズ復活委員会の方は、萩原津年武さんに加藤就一さんをはじめウルトラクイズのコアなスタッフが揃っていたのが驚きでした。これだけのメンバーが関わるなら本物に近いものができるのでは!?という期待もありますが、日テレが関わっていない点や製作費(スポンサー)の面など、ウルトラクイズ(大会)という形になるのか少々心配な所もあります。僕としては、アメリカ横断しなくても東京ドームまたは小さな会場でもいいので形になって欲しいなと思います。
ウルトラクイズハットちゃん(第9回)は参加してないので詳細は分かりませんが、クロマキー撮影ということで、ウルトラクイズの雰囲気は出るはず。将来Youtubeにアップされるであろう動画が楽しみです(でもアップされるのは何年後とかになるのかな?^^;)
こっからは個人的な出来事について。今年は洪水被害に台風、地震と災害がひどかったですね。
我が家は台風による暴風で水タンクの水道管が外れ、一時断水状態に。トイレの水が流れず、断水なのか?と思って外を見に行ったら、水タンクからドボドボ水が流れていましたと。ちょうど台風の目の中に入って風が弱まっている間に、テープでぐるぐる巻きでタンクと水道管を接着させ事なきを得ました。
家の保険金は降りましたが、それでも数万円の自己負担ありだったので痛い出費です。(><)
あとは1月のPAX JAPONICA GROOVEさんのワンマンライブ観戦が一番の良い思い出です。が、長くなりそうですので別記事で書きたいと思います。
そして資格試験では4月のデータベーススペシャリスト(午後Ⅰで不合格)、10月のネットワークスペシャリスト(午後Ⅰで不合格)という2つの壁に阻まれました。来年は春にはMCP70-740(Windows Server 2016)と秋のネスペを受験予定です。めざせ午後Ⅰ突破。
もう1つ、12月のNAHAマラソンに学生時代以来の出場。30数キロ地点でのタイムアップ(運営の車に抜かれた)は不本意ですが、来年は第2関門(34km)の到達を最低目標にしたいと思います。
そんな感じですっかり更新が無くなったブログですが、ドメインの更新料を払いましたので来年も存続します(笑)。
来年こそウルトラクイズに関するうれしい出来事がありますように。
高校生クイズ2017の感想 前編(2017/09/03)
白熱した高校生クイズ2017の感想です。
沖縄では9/3に放送。平年より早い二日遅れの放送で済みました。
今年もアメリカを横断し、アメリカ上陸後は各クイズを楽しむことができました。
決勝の早押しは最後の最後までもつれ、編集でポイント数を調整してない?と思ってしまう程(それはないでしょうけど)、白熱した決勝戦でした。
桜丘高校、優勝おめでとうございます。
(去年も本土上陸し、敗退時に頭ナデナデされてたあの子が優勝するとは。)
準優勝の開成はあの疑惑の問題の誤答が悔やまれますが、最後は上手いコメントを残してくれました。
3位の筑波大付属も「クイズのできる」女子チームが健闘したことで、面白さを引き立たせてくれましたね。
しかし、そこは日テレ。
過去最高に近い決勝戦でしたが、細かい事を言うと残念な編集が見られました。
過剰な煽りナレーション、クイズ中にスタジオゲストのコメントに移るなど、
またか。という感じなのですが、普通の編集さえしてくれればいいのに・・・。
決勝中のCM跨ぎも多く、そこまでして視聴率が取りたいのかと思ってしまいます。
それでも、今年はかなり面白かったと思います。
以下、長くなってますが、番組を見ながらメモっていたものにコメントを加えたものです。
(数字のあるものは高校生クイズ採点表風に)
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【全国大会1回戦】『東京(スタジオ)』
60校一斉早押しクイズ⇒人工知能に挑め出国チャレンジクイズ
・相変わらずの煽り風ナレーション。
ナレーターさんのチョイスに -5p。
「知の甲子園」時代の臭いを感じるナレーションは苦手です。
・カンチェンジュンガは過去問?
(高校生のみんな、過去の高クイVTRは大事ですよ!)
・人工知能?
「人工知能」と言ってますけど、ただのCGですよね。
(出題される問題がクイズ作家さんが考えた問題に感じる^^;)
でも「人工知能」という今のトレンドを演出に含めた所は +1p
・一回戦早っ!(わずか10分程度。-3p)
地元チームは敗退ですが映ってたのかすら分かりませんでした。
(一回戦敗退した子はお母さんに「あんた映ってた?」とか言われてそう。)
せめて最後の勝ち抜けチームが決まる場面はカットしなくても良かったのではと思います。
・勝ち抜けチームの少なさ(10チーム) -1p
今回は2回戦がいきなりロサンゼルス。成田どころかグアムまで削ったことで、一気に絞りこまれましたね。
【タイトルコール&スタジオ】
・スタジオコーナーいらーん。。
【全国大会2回戦】『ロサンゼルス』
ディズニー神経衰弱クイズ
・「出場校の情報はdボタンでチェック」見てないけど、これイイですね。
遅れて放送のためdボタンを押すとOTV画面にorz (ポイント無し)
・映画の映像が入ることによって、再放送の二次利用を難しくしてないか心配。
(ファミ劇で再放送できれば日テレの収入になるはずなのに。)
・早押しテーブルの絵は今回もディズニー。
やっぱディズニーの規制があるんだろうなあと。
(ライオンちゃん&クイズラテーブルが見たい。)
・日テレの安村アナ登場。
昨年のVTRを見て思い出しましたが、昨年も出てましたね。(記憶になかった)
ひょっとして、5代目総合司会として育ててるのかな?
・神経衰弱クイズの良い所は、早めに正解するようなクイズの強い高校でも、
パネルがある程度開かれるまでは勝ち抜けにくく、苦戦しやすい所。
・一度めくられたキャラクターの表示 +1p
子供向けには分かりやすいですね。要らんという人もいると思いますけど。
・「横一列休み」のパネル +2p
何だこのパネルは!横一列巻き添えで休みにするのは新しいですね。
・縄跳びのペナルティ +1p
パネルで縄跳びを引いてペナルティ。これも新しい。
(ウルトラのようにジェットコースターに乗る、後ろの馬にエサをあげる等、
動く必要のあるペナルティがいいですね。)
・出題された福田雄一さんは「勇者ヨシヒコ」の人ですね。
・CM前に次のクイズ(ウォータースライダー)の映像を入れて視聴者を引っ張る。
次のクイズ形式は事前に知りたくないなー。視聴率の為とはいえ。
・敗退の2チームの演出。 -1p
ナレーション&テロップが余計ですね・・・。
その夜、勝利チームは「ワールド・オブ・カラー」を楽しそうに見てましたが、
離れた場所でその様子を敗退チームに見せつつ、
安村アナが旅の想い出を聞きだす・・・そんなシーンも見たかった。
【全国大会3回戦】『ロサンゼルス』シックス・フラッグス・ハリケーン・ハーバー
巨大スライダー早抜けクイズ
・高校生に目隠し⇒目隠しを外して驚きの画 +2p
ちょっとした驚きの表情いいですね。目隠しはウルトラクイズ発祥^^
・ウォータースライダーを使ったクイズ +1p
高校生クイズ沖縄大会のウォーターヘッドスライディングクイズに似てますが、
距離がありますし、ちょっと違うかな?と思います。(僕としては新クイズ的な扱い)
防水の早押しボタンは沖縄大会の技術が培われている?
・迫力のある映像 +1p
ヘルメットに取り付けたカメラが表情&スピード感を出していて、良い画が撮れていたと思います。
・同じようなチーム編成の組み合わせ +2p
男女混合の新潟VS桜丘、名門校の開成VS灘など、実力伯仲の組み合わせになりましたね。
開成VS灘のとき問題のレベルが上がったような。
・早押しボタンの位置が絶妙
スタートで出遅れたなーと思ったら回答権を得て「あれっ?」と思ったり。
最後の直線で勢いが止まって、早押しボタンに届かない所が絶妙だなあと。
結構、回答権争いが楽しめましたね。
・新潟へユージの「付き合っちゃいなよ」
それは言わなくていい^^;
【イケメン&美女 注目の高校生】コーナー -3p
・いらーん。激しく要らないコーナー。
番組側が特定の高校生をプッシュするのは×。
普通に放送して、その中で視聴者が応援したい高校生見つけるのが本来の高校生クイズの楽しみ方だと思います。
(これも視聴率を上げるためなんだろうなぁ。)
・新潟・金井君、髙橋さんへ行ったインタビュー -2p
おいおいおい、全国放送だし、きっと周りに冷やかされるだろうし。
二人が大人になった時に見たら恥ずかしくなりそう^^;
(ウルトラが復活したとき、今の日テレならこういうのやりそう。)
【奇襲早起きレース】『ネバダ』
・「恒例の名物企画」
名物企画??と思いましたが昨年もやってましたね(すっかり忘れてた。)
・桝アナの「知力・体力・時の運(・想定外)」
「時の運」は高校生クイズなら「チームワーク」と言ってほしかった。
・起きない開成
全然起きない様子はちょっと可哀想だったかな。でもこれもウル・・高校生クイズ。
【全国大会4回戦】『ネバダ』
SL大声クイズ
・流れる景色の中でクイズ +1p
今世紀最後!ウルトラのシルバートンを思い出す風景。
蒸気機関車で行うクイズは雰囲気がいいですね。
欲を言うと、ウルトラのようにカメラマンが風景から高校生へ流れるようなカメラワークが欲しかった。(ボーナスポイント)
・さらに大声クイズをプラス +1p
昨年も大声クイズをやりましたが、今回はSLで大声。(常に改善!)
・一番に早起きしたのに・・・
早起き第1位だった仙台第二のアドバンテージはご当地問題。
しかし開成に正解され、「アドバンテージ意味ねええ」と声が出てしまった^^;
さらにファーストステージは仙台第二が敗退。1番に早起きしたのにorz
・疑惑
昨年の全国大会も列車の上でやりましたが、後ろのチームが最後まで残ったんですよね。
仙台第二も一番後ろの席。何となく配線の問題があるのかなと気になってしまう。
・英語のセカンドステージ
昨年の準決勝(決勝1st)も英語力が必要なクイズでした。
高校生クイズの全国大会は英語力が無いと勝ち抜けられなくなるのかな。
・敗退チームは途中下車
これも列車を使ったクイズならでは。敗退と同時に別れの時を迎えます。
明るく手を振る勝者、ホームで手を振る敗者。
ダミ声のナレーションが悲しみを・・・誘いませんorz
(編集を加藤就一さんにチェンジしてー!!)
【全国大会5回戦】『ワシントン』
抜き打ち!マナークイズ⇒早押しクイズ
・ネバダからワシントン
西から東海岸へ一気に飛びましたね。
(番組の地図では分かりにくかったけど)
・テーブルマナークイズ
マナークイズキター!第18回高校生クイズ全国大会の1回戦を思い出します。
番組で「新クイズ」と言っていたことは却下したい。^^;
・パンをスープに付けるのはマナー違反
そうだったのか・・・。(お店でやった事は無いですが)
・フィンガーボールのレモン
昔からの高クイファンには2828でしたね。^^;
解説の方、肉をフィンガーボールに付けたら「大違反」て(汗)
・開成から灘へのお肉渡し
マナー違反とされましたが、開成から灘へ手づかみでお肉を渡すシーン。
ライバル同士とされるチームの中の良さを感じました。 +1p
そういえばマナークイズは男子チーム不利な形式かも。
・桜丘のコメント +1p
マナー違反の無かった桜丘。「親に感謝しかない」のコメントは素晴らしいです。
・カーテンオープン後の表情 +1p
桝アナの掛け声でカーテンが開かれると、別室に早押しテーブルが4つ。
それを見た4チームのリアクションがいいですね。
・実力で抜ける筑波
漢字問題に正解し、勝ち抜けた筑波大付属。
マナークイズのアドバンテージがあったとはいえ、女子チームで早押しを抜けるのは素晴らしい。
・灘・開成のリアクション +1p
トランプ大統領が登場し灘の「えー!?」というリアクション。
そっくりさんだと分かった開成のへたれこんだリアクション、どちらもイイネ。^^;
・健闘した新潟
開成・灘との早押しに敗れた新潟。
早押し問題では実力校相手に厳しかったかなと思いますが、
近似値問題で追いついたのはナイスでした。生徒会コンビに拍手。
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時間内に書けなかったので、続きは後日にしたいと思います。
更新が無かったらゴメンナサイ。
ファミリー劇場・第8回、第16回アメリカ横断ウルトラクイズ再放送決定!(2017/02/19)
第2回Knock Outの予選会場で配られたらしいファミリー劇場のチラシによると、
第8回アメリカ横断ウルトラクイズが5月、
第16回アメリカ横断ウルトラクイズが6月に
ファミリー劇場で放送されるそうです!!
前回の第7回があったので、第8回が再放送されるのは分かるのですが、
第16回も放送、しかも2ヶ月連続で楽しめるという太っ腹。
(昨年は第7回だけだったので、年1回ペースだと思ってました。)
第8回といえば、バハマの海底早押しクイズが真っ先に思い浮かびます。
初登場の大声クイズにマラソンクイズと、後に定番となるクイズ形式の登場、
あと、汗を蒸留させて水を作る罰ゲームが子供心に印象に残っています。
挑戦者でいえば「おっかさん」の奮闘もありますね。(キーウエストが切ない)
第16回といえば、レギュラー放送のウルトラクイズが行われた最後の回。
ルート規模の縮小や、演出面でイマイチな所があったり、
結果としてレギュラー放送最後の回になってしまったのは残念です。
福澤さんをはじめ、現場のスタッフさんはベストを尽くしたと思いますが
やはり、ウルトラクイズ総合演出の加藤就一さんがスポーツ局へ異動※
となり、ウルトラの制作から外れてしまったのが大きい。
(※QUIZ JAPAN Vol.1より)
その影響で、ウルトラに関わったことがない制作会社が入ったため、
作風の違うウルトラクイズになってしまった。
現場のスタッフはそれほど変わらなかったとしても、編集される方が
変われば(加藤就一さんじゃなければ)作風も大きく変わりますね。
加藤さんが制作から外れ、関係無い制作会社がアサインされた第16回。
僕としては、ウルトラが終わったのは当時の日テレ上層部のせいだと。
福澤さんや挑戦者のせいではないのだと伝えたい。(誰に)
加藤さんが制作のままだったら・・・と「たられば」を口にしたくなります。。
.
.
はい、ウルトラが16回で終わってしまった恨みつらみは置いといて
これまで第16回を見返すことが少なかったので、ファミ劇の再放送では
第16回の良い所を探してみたいと思います。
(通せんぼのインタビューとか割とよかったような。)
あ、書き忘れたことがひとつ。
第8回はキーウエストの海が子供心に印象に残っています。
画質のよい綺麗な映像だとどのように観れるのか楽しみです。
(ファミ劇さま今回もウルトラ再放送ありがとう!!)
改めて、第8回ウルトラクイズの放送は5月、
第16回ウルトラクイズの放送は6月とのこと。
さーみんなで~「早く来い来い5月!!!」
余裕
こんばんは。未だに高校生クイズ2016の放送日が判明しない沖縄県民です。 #kouq #高校生クイズ #OTV
— UQ18@コアタイム (@no4cpcoretime) September 9, 2016
先程ネットで確認したんですが、いまだに沖縄テレビさん(OTV)の高校生クイズの放送日が分からず。
高校生クイズの情報サイトさんでも未定のまま。
しかしまあ、高校生クイズの放送が終わった後で
放送日を確認するというこの余裕っぷり^^;
[追記]
本土から遅れること1週間後、9/17に沖縄で放送されました。1回戦が外でのロケ(マラソンクイズ)、今世紀最後!ウルトラのシルバートンを思い出させる列車上でのクイズなど、所々企画を工夫してるなと感じる所がありました。
決勝戦は途中でスタジオに入ることもなく(ただ合間に煽りナレーションは入ってしまったけど)、改善が感じられました。(いや昨年がダメすぎただけなんですけど。)
ニューヨークマンハッタンの新クイズ(バラマキから変えた)のもあり、僕の評価としては、桝アナ時代では一番だったんじゃないかと思います。(でもラルフ時代で1番の2006と比較すると、2006が好きかなあ。)あと灘高校、初優勝おめでとう。
海外ロケに変わって4年目。来年もアメリカ横断風で続くのなら心配無いんですが、
2018年以降、6年目からガラッと内容が変わってしまわないか、
そこは気になる所です。(知の甲子園路線は絶対阻止を!)
ファミリー劇場・KnockOut~競技クイズ日本一決定戦~を見て(2016/08/21)
昨夜、CSファミリー劇場で放送された「KnockOut~競技クイズ日本一決定戦~」の感想です。
今年1月にファミリー劇場20周年で行われた「新春緊急検証!」の
24時間生放送で『EXTREME QUIZ ~競技クイズ日本一決定戦~』(仮)
のプレゼンが行われ、それが実現したのが今回のKnockOutでした。
過去記事こちら
ファミ劇・20時間生放送編成会議&クイズコーナーを見て(2016/01/24)
上の過去記事でも書きましたが、私としては“超絶ハイレベルなクイズ”、
いわゆる知の甲子園時代の高校生クイズのような、ただ「頭がいい」とか、
難問を解く凄さを押し付けられるような番組には魅力を感じませんでした。
KnockOutでは、当然難問が多かったですが、2、3問位なら答えられた
かもしれない。ストライクゾーンの問題もあったので楽しめました。
あと、正解を聞いても面白くない問題はなるべく控えていたような気もします。
(「カエサル」が正解の問題とか、名前だけは知ってる的な。)
この辺りはQUIZJAPAN・大門編集長の監修、または高校生クイズ・
矢野了平さんの問題作成でも気を使っていたのかなと思います。
[追記]問題はQUIZ JAPANが全て担当し、ナレーションは矢野さんだそうです(ツイート)ありがとうございます^^
出場者8人がトーナメントで対決し、全て1対1のクイズで決着をつけて
ましたが、1対1にすることで、番組セットの費用を押さえていたのかなと思ったり。^^;
(悪い意味じゃなく)予算から逆算して決めたクイズ形式に感じたのですが、
それがタイマンバトルとして、対戦相手を意識させる事に繋がり、
視聴者にも勝ち敗けが分かりやすくなったかと思います。
.
司会のやついいちろうさんは、Negiccoが参加されていた「やついフェス」でお名前だけは知っていたのですが、面白い方でしたね。
特に奥畑薫さんのカーディガンに目を付けて、話を膨らませた所は上手いなあと感心。
会場で生で見た方も楽しめただろうなあと想像が働きます。
ナレーションに金剛地武志さんを起用していたのも好ポイント。
(当ブログ名の「コアタイム」は金剛地さんが出演していた「鈴木タイムラー」からいただきました^^;)
それでいて、某校生クイズみたいにナレーションの押しつけ感も無かったですし、
違和感も感じませんでした。
.
あえて、違和感を感じたとするなら、画面上部にテロップが出ていたこと。
左上部には「KnockOut」の番組ロゴ、右上部には「今夜初代王者が決定」、「早押しで先に7問正解を目指せ」、あとは「誤答は厳禁!持ち点がゼロに」のように、補足説明のテロップが表示されていました。
特に右上部のテロップは、最近の高校生クイズっぽいなと感じました。
ああいうテロップは、ザッピングで途中から見た視聴者に説明し、
チャンネルを変えられないよう長く留まらせるためだと思いますが
CSなんだから、そこまで視聴率は関係ないのに?と思ったり。
(最初は違和感ありましたが、そのまま番組を見ていて気にならなくなりましたけど。)
CSという限られた製作費の中で、TBS「SASUKE」、
「ワールドクイズクラシック(WQC)」の乾雅人さんが制作を担当されて、
競技クイズを知らない方(私含む)も楽しめる番組になったと思います。
特に良かったのは、舞台裏で出場者のコメントを拾っていたこと。
番組側でナレーションを付けるより、出場者のコメントを流すことによって、
「出場者でも難しい問題」、「出場者も褒めるほどの良い押し」だと
見てる側にも伝わってきました。
⇒乾さんから引用ツイートをいただき、「SASUKE式」と聞いて「なるほど」と。
当初は、解説者を置くという案もあったそうです。
大門編集長のツイッターコメントを拾わせていただくと、
スタッフロールに大門さんの名前が最初に流れたエピソードがいいですね。
ワールドクイズクラシック(WQC)でも、「ア・ラ・カルト」で使ったパネルを
出場者30数名分、1人1人違うロゴを入れて作った話を聞いたことがあります。
(番組で映るかどうか分からないのに!)パネルを貰った方は嬉しいですよね。
SASUKEでも、カットされてしまった出場者1人1人に編集したDVDを
送っているそうで、そんな所が乾さんが「ハートのあるテレビマン」だと感じさせます。
余談ですが、今世紀最後のウルトラクイズで加藤就一さんが総合演出を
担当されることになって、レギュラー回のウルトラスタッフが今世紀最後でも
担当されたそうです。当時、現場から離れた立場のスタッフもいらっしゃった
ようですが「就さんなら」という事で集まったみたいですね。
KnockOutも「SASUKE」の美術スタッフが関わったようで、
CSで予算は出ないけど「乾さんなら」という事で集まったのかな。と妄想したり。
第2回のKnockOutがあれば、同じスタッフで見てみたいですね。
あとはファミリー劇場さんのクイズコンテンツの充実(ウルトラをはじめ、
クイズ番組の再放送)にも繋がってほしいです。
(そのためにも、クイズファンはファミ劇の加入率が高まってほしいです。)
おまけ
抽選で番組オリジナルタオルのプレゼントがあります!(8/31まで)