理想のウルトラクイズ[6]・3代目司会
妄想でウルトラクイズを展開していく「理想のウルトラクイズ」の6回目です。
「復活アメリカ横断ウルトラクイズ」会議は進行中。
工藤氏の言葉を受け、新たな司会者を決めなければならなくなったUQ18だが、彼が指名した司会者とは一体誰なのか?
[この話はもちろんフィクションです。]
-以下妄想-
工藤「新しい司会者を決めて欲しい。留さん以外でだ。」
UQ18は工藤氏のセリフに言葉を失った。
トメさんのウルトラクイズが作れると思っていた。
「あの掛け声」がもう一度聞けると思っていた。
それが工藤氏の一言で打ち砕かれたのだ。
さらに追い討ちを掛ける事実が判明した。
松岡「福留さんは20XX年まで現レギュラー番組の契約を結んでいます。念の為、事務所に確認しました。」
詳しく聞くと契約を結んだ以上、ウルトラの為にスケジュールを空ける事はありえないのだそうだ。
妄想なのに・・・どうにかならなかったのかチクショウ!!
工藤「UQ君には残念でしょうが、辛いのは我々も一緒です。
だが、ウルトラクイズは今回で終わりじゃない。
新しい司会者ならその次のウルトラクイズが作れるんだよ。
少なくともトメのウルトラを作るより、復活のサイクルが短くなるはずだ。もちろん日テレにその気があればの話だが。」
UQ「分かりました。新しい司会者を決めましょう。」
彼は”次のウルトラクイズ”のフレーズで決心したようだ。
会議室内の誰かがささやいた。
スタッフA「トメさん以外となると、やっぱみのさんかなー」
スタッフB「いやいや、私はもう一度福沢アナにやってもらいたいな」
スタッフC「フリーだとギャラも高いだろう。だからここは局アナで」
スタッフA「うちのアナ?誰がいますかね?」
スタッフC「ホラ、最近NEWSZEROをやってるラル・・」
工藤「ちょっと待ってくれ。司会者の事はUQ君に一任するつもりだが」
UQ「ちょ、そんな大事な事を任せていいんですか!?」
工藤「もちろんですとも。君は製作総指揮だからね。」
さすが妄想。彼にとって都合の良い話である。
UQ「それでは、復活アメリカ横断ウルトラクイズの司会者を
菅谷大介アナにお願いします。」
いきなりの指名に会議室がどよめいた。
それもそのはず、誰もが予想だにしなかったアナウンサーである。
UQ「菅谷アナを指名した理由として、」
・第26回高校生クイズ(沖縄大会)で無難に司会をこなしたこと。
司会者に大切な能力である「問題読み」、「仕切り」など申し分ない司会振りでした。
オリラジとのやりとりも無難にこなし、優勝チームにはじんわりと"優勝"の重みを感じさせるインタビューをしていました。
(しかし本放送では菅谷アナの登場する場面が無かった。orz)
・前に出るタイプのアナウンサーではないこと
参加者の素朴で人間味あふれる所を撮りたいので、前に出るタイプのアナウンサーには合わないかなぁ・・・と思います。
”敗者が主役”だからこそ、司会者よりも参加者に注目を集めたいですね。
(個人的に「福沢アナ×テレビマンユニオン」のウルトラも見てみたい気もするけど。)
・(かろうじて)ウルトラファミリーの一員であること。
菅谷アナは今世紀最後!のウルトラで前説を務めていました。
(ピコピコハンマーで叩かれる役もやってましたね。)
だから今世紀最後の現場を見ている事になります。
「今世紀最後」の裏側で現場の空気を感じられたのは、ウルトラ司会者にとって大きいんじゃないかなと思います。
UQ「そういう"縁"があってもいいんじゃないでしょうか?
・・・松岡さん、今世紀最後のVTRありますか?」
松岡「用意してます。」
会議室には最新の大型液晶テレビが用意されていた。
DVDプレイヤーを再生すると、大型画面に今世紀最後の映像が映し出された。
-妄想ここまで-
さあ、今世紀最後の映像を見せる理由とは一体何か?
続きは次週。