Archive for 3月 31st, 2008
高校生クイズ2008への要望(3)
いよいよ今日は「大家族クイズ」の放送日です。
放送作家の安達元一さんのブログを読むと、徹夜作業で大変そうですね。
高校生クイズのスタッフさんも、連日徹夜で作業をしていたのかな。そう思うと、このブログであれこれ注文をつけるのは何だか申し訳ないです。
(でも言いたい事は言わせてもらいますね。)
「高校生クイズ2008への要望」の続きです。
5.敗退・別れのシーンを押さえよう。
とタイトルを付けましたが、去年の放送では、敗退・別れのシーンを押さえていました。
ただ、気になるところが2ヶ所あったので、そちらについてコメントします。
・準決勝で敗れた智辯学園のコメント時のBGM。
最後に見せた智辯学園の涙。
彼の涙は伝わってくるものがあったのですが、コメントの最中にしんみりとしたBGMが流れていました。
BGMを流す事で、テレビ的な演出に感じられたのが残念です。
感動的な演出にしたいのは分かるのですが、僕としては、彼の涙をそのまま見せて欲しかった。
「現場の空気をビビッド(生々しく)に伝える映像がすべて。ごまかすな」。
読売新聞のサイトに掲載された、白井博さんの記事から抜粋したものです。
500回を迎えた「世界ウルルン滞在記」のプロデューサー 白井 博(しらいひろし)
白井さんは過去にウルトラの総合演出をされていました。
ウルトラクイズを見ていると、白井さんの言葉通り、“現場の空気”を感じる事が多々あります。
僕が好きなのは二つの敗者インタビュー。
第5回ノックスビルではインタビュー中に結婚式が行われ、
第7回オルバニーでは、飛行機の音が聞こえる中でインタビューが行われていました。
ノックスビルでは、敗者となった佐藤初江さんの結婚式を見つめる表情、安川さんが涙を隠そうとする男の仕草が良かった。
オルバニーでは、松本さんのインタビューの最中、悲しそうな勝者の三人が映るんですよね・・・。
どちらもウルトラの隠れた名場面だと思います。
あの場面で、敗者のコメント中にBGMを流したら・・・。
その空気が台無しになってしまいます。
ひょっとしたら、敗者のコメントをさえぎる存在になるかもしれません。
(ノックスビルのインタビューについて、書きたい事を思い出したので近いうちに書きますね。)
長くなりましたが、敗者コメントでは何も付け足さず、ありのままを放送して欲しいなと思います。
これ高クイ採点表で書くべきだったかなぁ・・・。
・決勝後、敗れた山形東のコメントが無かったこと。
これはある方の意見なのですが、僕も同感だと思ったので書かせていただきます。
決勝戦の後、ラ・サールと浦和高校のコメントは放送されたのですが、第3位の山形東高校のコメントが放送されませんでした。
僕としては、リーダーだけでも一言、コメントを聞きたかったです。
長くなりすぎた為、またしても次回に持ち越しです。
中途半端な事を書けないので、どうしても文章が進みませんでした。
2時半なので寝かせてください。
次回:6.「僕がテレビ屋サトーです」はスタッフ必読。