「ウルトラクイズ」はどこにある?を読んで
「ウルトラクイズ」はどこにある?(著者:夙夜健 新風社)の感想です。
○×ドロンコのジャケットに感涙。
本書は夙夜(しゅくや)さんのウルトラクイズ視聴記、出場記と、
さらにご自身の当時の思い出などが詰まった内容になっています。
「今世紀最後」の終了から7年経ちますが、こうしてまたウルトラクイズ関連本が出版されるなんて。
改めてウルトラクイズの偉大さを感じます。
読んでみますと、第一回から視聴されたという夙夜さんがなんとも羨ましく感じられます。
年齢制限(18歳)に満たないのに、後楽園球場へ行って予選を見学したなんて!
自分もあの頃、東京に住んでたら見に行っただろうなぁ・・・。
しかしながら、夙夜さんがウルトラに参加したのは4回だけだそうで。
何かと事情はあったと思いますが、こうして本を出す事になるなら、
もっとウルトラに参加して欲しかったと思うのは私だけでしょうか。
(今さら言っても仕方ないのですが)
あと14回の時、敗者復活戦に参加しなかったのが気になりました。
(理由は本書にあります。)
ウルトラに一度も参加できなかった身としては、勿体無いなぁと。
ウルトラが打ち切りになった時の「〔十〕喪失編」、
そしてウルトラが復活した「〔十一〕出場編その3」の序盤は
少し切なさを感じます。
ウルトラ復活の当日、98年8月30日の落ち着けない感じは、
何となく伝わってきますね。
今世紀最後のウルトラクイズは、後になって当時の事前番組やら
映像を見させて頂いたのですが、
「あの懐かしい言葉を・・・やってみましょうか?」
など、トメさんのセリフの数々にはシビれます。
あの時、ドームに居た夙夜さんが本当に羨ましい。
全体的に難しい内容でもなく、気軽にさくっと読める本です。
アマゾンで検索すると見つかります。
興味のある方はどうぞ。