水冷はめんどい。
水冷ポンプ取り付けの話。つまり日記です。
この間の土曜日(8/1)にPCの水冷ポンプが動かなくなりました。
以前使っていたのはPoseidonのポンプなんだけど、使い始めて3年で故障。
今はもう付属品も販売されてないので、お店で水冷ポンプを探す所から始めました。
さっそくアキバで水冷製品を捜索。
(Poseidon君を買ったお店です。)
水冷コーナーに辿り着いたけど、どれも日本製じゃないので商品の前で長考・・・。
今まで使っていたPoseidon君はポンプとタンクが一体型。
ところがお店には一体型の製品が無かったのです。
(ポンプとは別にタンクも買わなきゃいけない。)
ミキサーのように水量が見やすい製品(タンク)もあったけど、そいつは6000円位するので諦めた。
結局、購入したタンクはこちら。↓Aqua M3
PCに内臓できるタイプです。
念の為、購入前に店員に中を確認してもらうと、ちゃんと付属品のホースとネジも付いていました。よしよし。
Poseidon君は約11500円で購入したのに対し、
今回購入したポンプとタンクは2つ合わせて8500円程度。
予定外の出費だけにちょっと痛い。
後で某クイズ大会を見学しようかと考えていたけどトーンダウン。
この日のうちにPCを直さなきゃいけないので、結局、家に帰って修理しました。
心配だったのは、PoseidonとAquaのホースの太さが合うかどうか。
穴の直径はほぼ同じ大きさでOKでしたが、ホースの太さはPoseidon用のホースが太かった。このままではポンプに取り付けできません。
そこで、ホースの先っちょ(外側)をカッターで削って、ポンプに取り付けできる太さに仕上げました。
先の部分を
削ってます。
ちなみに冷却水の流れはこの通り。
ファン→CPUブロック→タンク↓
↑←←ポンプ←←←←←←
本来なら、CPUで温められた水をファンで冷ますのが一番いいのだろうけど、PCの配置的にこの方が良かったので上の順番になりました。
この後、削ったホースの取り付けやCPUブロックへの装着を行う。
慣れない為、約4時間の作業・・・。(ペンチは必須ですね。)
全て接続できたので、冷却水を入れてみます。ドキドキ。
購入したのはKoolanceの冷却水。2580円。
ポンプとタンクの代金を合わせると、あと少しでPoseidon君の値段を超えるじゃないかorz
冷却水の蓋に付属のホースを取り付けようとすると、
ポチャン。
何か落ちていったけど、気にしない気にしない。
タンクに冷却水を注入。すると、タンクとホースの接続部分からポタポタと緑の液体が漏れ出した。何故だ!?
どうやらネジを強く締めすぎた為、接続部分のゴムが外に押し出されてしまい、そこから冷却水が漏れていたようです。強く締めすぎるのもダメなのね。
適度に締めなおし、漏れが無いのを確認。
いよいよPCの電源を入れてテストです。ドキドキ。
スイッチオン!(ぽち。)
だが、今度はポンプが動いていない。水車は止まったまま・・・。
ふと見ると、ファンのコードがポンプに繋がっていない!!
慌てて電源を止めた。ふ~。そのまま動かしたらCPU壊れちゃうよ・・・。
ファンのコードを接続し、もう一度電源ON!(ぽち。)
今度はポンプから勢いよく水が吐き出された。
水車の回転も勢いがいい。
←これが
タンク
↑がポンプ。
タンクの前面から見た所。
もう少し様子を見たいので中に格納せず、まだPCの上に置いたままです。
タンクとホースの接続部分。
上がPoseidon用のホース。
カッターで外側を削っている。(→CPUブロックへ。)
下がタンクに付属していたAquaのホース。(→ポンプへ。)
ポンプの上から見た所。
上に伸びているのが、タンクに付属していたAquaのホース。
(タンクから水が送られてくる。)
右はPoseidon用のホース。(→ファンへ)
修理開始から約5時間で完成。自分にお疲れ様。
ホースを削るのにちょっと時間が掛かりましたが、
Poseidonのクリップより装着が楽だと思います。
現在で稼動二日目ですが、今の所順調です。
タンクからピチャピチャと冷却水の音がするので、少し斜めに傾けて使ってます。(冷却水をフルに入れると解消されるかもしれません。)
水冷は音が静かなんだけど、故障すると後が大変ですね。