視聴率が悪くても
当ブログ最長の文章量になります。
読みにくいかと思いますが、ご了承下さい。
先日、高校生クイズ2005の視聴率が発表されました。
某掲示板の情報によると、9.7% だったそうです。
多少の事は覚悟しましたが、まさか前年を下回るとは思いませんでした。
高校生クイズ2005の感想でも書きましたが、
今年は番組の質としては素晴らしかったと思います。
しかし、10%を下回るとなれば事態が変わります。
視聴率にうるさい日テレの事ですから、間違いなく「打ち切り」の話が出てくるはずです。
素人考えですが、日テレではノルマを"10%"前後に設定しているはず。
「本当に打ち切り?前回より良かったのに?」
大好きな番組が「視聴率」という理由で打ち切られるのは、僕にとって耐え難い事なのです。
ときどき、某掲示板でこんな書き込みが見られます。
「高校生クイズを終わらせ、早くウルトラクイズをやって欲しい」
僕はウルトラクイズの復活を望んでいます。
しかし、だからといって「高校生クイズ」を終わらせるのは間違いだと思います。
なぜなら、高校生クイズを打ち切っても、ウルトラが復活するとは思えないからです。
ウルトラクイズの様に、手間もお金も掛かる番組を復活させる事は、高校生クイズを続ける事よりはるかに難しいと思うのです。
ウルトラが1993年に終了したとき、視聴者から開催希望の声が多数寄せられたと聞きます。
「予算に見合った視聴率が見込めない」
真相は概ねこの様な理由でしょう。
6年間音沙汰のなかったウルトラクイズが突如、
「今世紀最後!アメリカ横断ウルトラクイズ」として1998年に復活。
その理由は、ウルトラクイズ司会者でもある福留功男さんが、
「日本テレビ開局45周年」の企画として放送局に提案したからです。
高校生クイズはどうでしょう。もし番組が終わったとしても、復活の声が上がるとは思えません。
つまり今年で終わったら、復活する可能性は非常に低いのです。
いまだに再復活の声が多いウルトラでさえ、今世紀最後から7年経っています。
「一度終わった番組を復活させる」
その難しさをひしひしと感じます。
さかのぼること4年前。東西に分かれた高校生クイズ2001の1回戦。
その時の東軍の司会は福留さんでした。
富山の郷土芸能の後、どこからともなくトメさんの声が聞こえてきます。
「それにしても東京は遠いねぇ。その声、どっかで聞いた声だね?
業界40年、高校生クイズ生みの親、クイズに24年の人生を賭けた人呼んで"トメじい"とは、俺の事ダァ!」
以上がトメさんの登場シーンです。
上のセリフで高校生クイズ生みの親とありますが、
確か、高校生クイズを日本テレビに提案したのは福留さんご自身のはずです。
企画だけでなく、スポンサーとの調整も福留さんが行ったとか。
(情報元が思い出ないのですが・・・。すみません。)
高校生クイズは、福留さんをはじめ、福沢さんや歴代のスタッフで創られてきました。
だからこそ、高校生クイズは、30年40年と長いスパンで見据えて欲しいのです。
話を戻します。
今回、僕が予想する最低ノルマ"10%"を割ってしまったのですが、
スポンサーの意向が「続投」であれば、番組が続く可能性は残されているはずです。
浅はかな願いではありますが、ライオン株式会社様と大塚製薬様、
そして進研ゼミ様には、来年もスポンサードをお願いしたいのであります。
我が家の洗濯用洗剤は、○タックからスーパートップに変わりました。ポカリもこの夏で3リットル以上飲んでいます(笑)
・・・そんな事はさておき、ライオンは20年近く高校生クイズを応援してきました。
これは、ある種の理念に基づいて、スポンサードを続けているのだと思います。
そうでなければ、20年も続くはずがありません。
来年も、ライオン社が高校生クイズを応援するのであれば、
ライオン社の「高校生クイズに対する理念」は深いものだと思います。
これからも、クイズに情熱を掛ける高校生を応援して欲しい。
そう願うばかりです。