サッカー女性監督
6月7日の夕刊にスペインリーグ初の女性監督、
佐伯夕利子さんの記事が載っていた。
佐伯さんはスペインの地域リーグでプレーした後、指導者の道へ。
レアル・マドリードの下部組織(12-13歳)を中心に
6チームの監督を務め、
2003年12月、スペイン3部リーグ
「プエルタ・ボニータ」の監督に就任したのだという。
海外クラブの監督という肩書きだけでも珍しいのですが、
日本人女性が、スペインの男子チームの監督を務めていたとは。
記事を抜粋すると、
>シーズン後半、不振にあえぐクラブは監督を更迭、
>ヘッドコーチだった佐伯に白羽の矢を立てた。
>当時のクラブは8戦白星なしで低迷、選手も自信を失っていた。
>泥沼で苦しむチームを立て直すため、戦術や選手起用はもちろん、
>「いいと思えることはどんな小さいことでもやった。」
>選手が練習時に着るビブスが一週間洗われてない事に気付くと、
>自宅に持ち帰って洗濯した。
と、女性らしい一面も。
男なら「自分で洗え!」だもんなぁ。
チームは就任から5日後のリーグ戦で勝利。
しかし、その後はきん差で3連敗。
直後に監督を解任との事です。残念。
佐伯さんは、03年にスペインの監督の最高資格、
「ナショナルライセンス」を取得。
現在は、同国1部リーグ「アトレチコ・マドリード」の女子Bチーム監督を務めているそうです。
将来、1部のクラブを率いる事もありえない話ではないですね。
今後の活躍に期待です。
[追記]
佐伯さんに関する書籍です。
著者の湯川カナさんのHPより
『情熱とサッカーボールを抱きしめて』
出版社のサイトにて立ち読みできます。